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「白夜祭り」と「座敷童」後編 [Ristorante FI]

前編から、はや1ヶ月。
すっかりご無沙汰してしまいました。

実はこの間、一時帰国してました。

日本で出会った素敵なお店など
ご紹介したく思っておりますが

まずは前回の記事の続きから
再開いたします。

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これが、お待ちかね(?)
座敷童?!?

不気味な写真でごめんなさい。

今回は、前編「白夜祭り」の舞台、
オルトラルノ地区の中心にあるサント・スピリト教会裏手の
リストランテ・ピッツェリア・ムナチェッロ」のご紹介です。

ムナチェッロは座敷童のこと。
O'Munacello(オ・ムナチェッロ)が正確なようですが
辞書に載っていない言葉なので本当のところは分りません。

陶器製のこの不気味な人形が、
てっきり、それだと思っていたのですが、
お店のホームページによると(この記事の最後に引用)、
こちらは“スカーレット”と呼ばれる、いわゆる物乞いさんの人形(彫刻?)とのこと。
しかも「ナポリを代表する陶芸家フェニョーリ氏の作品」だそうです。
フェニョーリさん、失礼しました。


O' Munaciello.jpg
本当のムナチェッロはこんな感じ?
MUNAcelloのHPより)

ところで、フィレンツェで
美味しい本格ナポリピッツァのお店といえば、

サンタンブロージョ市場近くの「ピッツァイウオーロ」と、
そこから独立したサンフレディアーノ門近くの
「ヴィーコ・デル・カルミネ 」の2店※がお勧めなのですが、
このムナチェッロをあげる人も多く、気になっていました。

※ 2店ともまだこのblogでは未紹介。
池田匡克、愛美夫妻のRotonda Club Italianaの紹介ページをリンクしておきます。
後者を(匡)さんは素っ気なく書いていますが実際はかなりお気に入りのご様子

ムナチェッロに戻ります。

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外から想像するよりも遙かに広々した空間が広がっています。

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しかも、かなりおしゃれ。
かつてサント・スピリト教会の馬小屋として使われていた建物だそうです。

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店内に椅子とテーブルが1脚も無いのは


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白夜祭りに合わせ、全部、店の前の路地に並べてしまったから


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白夜祭り協賛特別メニューです。
前菜、プリモ、ピッツァ、デザートと飲み物で25€。
かなりお得です。


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前菜
生クリームに和えたボッコンチーニ(小型のモッツァレラ)、
ルッコラとミニトマト、
生ハムとルッコラを巻き込んだモッツァレラ。
左奥の紙包みには炭焼きのピッツァビアンコ、
パリパリに焼かれた具無しのピッツァ。
めちゃくちゃ美味しかったです。


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プリモ
魚介のフジッリ 

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お待ちかねのピッツァはこの日だけのスペシャル「トト」
茄子とトマトとモッツァレラ

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ドルチェ
桃のジェラート、爽かでとても美味しかったです。

以上の他に、白ワインとミネラルウォーター、
食べ放題の美味しいピッツァビアンコ
というメニューです。

どれも美味しく量も充分以上で
皆さん、大満足のご様子でした。

ただ日本人的には

その充分以上の量がちょっと問題で、
ほとんどプリモ終了までで満腹状態。
肝心のピッツァは
とても美味しく出来ているのは分ったのだけれど…

普通の日に再度チャレンジしてみたいと思いました。
次回はパスタ抜きで。


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日がすっかり暮れてから
ムナチェッロの前を通りかかったら
まだ盛り上がりは続いていました。

Ristorante  Pizzeria MUNAciello
Via Maffia, 31r  Firenze
tel. 055.28.71.98
cel.392.06.93.432(予約はこちら)
営業時間 18:00-01:00 月曜休み 

以下、ホームページ内の日本語の紹介文の引用です。

「リストランテ ピッツェリア ムナチェッロへようこそ

 地元の人々で賑わうサント・スピリト教会一角にひっそりと姿を現すお洒落なナポリ風レストラン。注意せず歩くと素通りしてしまうかも知れないシンプルな外装とは対照的に、ふきぬけた天井とナポリをイメージした装飾に息をのむだろう。 

 店内の至る所でみかける貧相な服を着た猫背の人形は“スカーレット”といい、イタリア南部にちらほら存在するいわゆる”物乞い”を指すのだが、その極度な猫背をさすり小銭を渡すと人々の願いが叶うと言われている。これらの作品は全て世界各地で賞を受賞し、ナポリを代表する陶芸家であるフェニョーリ氏によるものである。装飾に限らず、料理も魚介類をはじめ南部でしか味わえないナポリのマンマの味を忠実に再現している。 

 このレストランの名前であるムナチェッロとは、日本で言う座敷童のことである。悪戯好きの妖精としても知られるのだが、善人にはささやかな幸運をもたらすと言われている。目には見えない存在だが、正しい行いをすれば必ず支えてくれるだろうという、オーナーの率直な思いを込めて名付けられた。 
 かつてこの土地周辺はサント・スピリト教会の中庭であり、十九世紀前半には馬小屋として使われていた。このことは天井のつくりなどからも想像できる。日中に観光客の雑踏から逃れるようにアルノ川を渡ると、そこにはフィオレンティーナ(フィレンツェの人々)で盛り上がるサント・スピリト広場の青空市場を目の当たりにするかもしれない。夜中にも続く界隈を通り向けるとそこには店員の耐えぬ笑顔とマンマの料理が暖かく迎えてくれるだろう」 



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コメント 20

てんとうむし

メイコさんの爽やかな笑顔が素敵です。
ムナチェッロがたくさんぶら下げている赤いものは唐辛子のようにも見えますが・・・何でしょう?
店内の内装もお洒落ですが、やっぱり外での食事は楽しそう♪
お料理もすごいボリュームのようですが、美味しそうですね。
いつか行ってみたいです♡
by てんとうむし (2008-08-10 21:53) 

Nicoli♪

お久しぶりです。路地に並んだテーブルを見て、
イタリアを思い出してしまいました。
by Nicoli♪ (2008-08-10 22:28) 

柴犬陸

やはり、量が問題ですね。
ハワイでもそう思いました。
by 柴犬陸 (2008-08-11 00:47) 

pace

やっぱ素敵すぎだな~
by pace (2008-08-11 01:44) 

Inatimy

テーブルの上にあるランチョン代わり、
ブルーの紙に赤い文字の印刷、
数字があって、何かしら。 
90まであるみたいな・・・スタンプラリーでしょうか?
by Inatimy (2008-08-11 06:21) 

green_blue_sky

路地にテーブル、楽しくて素敵。
by green_blue_sky (2008-08-11 06:48) 

あやっぴぃ

トト、とってもおいしそうです~!
by あやっぴぃ (2008-08-11 10:47) 

ぱふ

イタリアでコースはなかなか食べられませんよねー。胃袋が違う…
by ぱふ (2008-08-11 11:02) 

himika

白夜祭り、楽しそうですね。
大勢でわいわい盛り上がりそう!
前編ではアートを鑑賞するということで、
美しいものとおいしいものが楽しめるっていいなと思いました。
by himika (2008-08-11 11:05) 

kotobuki1946

路地での食事が良いですね~。
by kotobuki1946 (2008-08-11 22:18) 

TaekoLovesParis

メイコさんと座敷童の2ショット、メイコさんの笑顔で不気味どころか、
ユーモラスで楽しい写真ですよ。
イス・テーブルを全部外に出して、白夜を楽しみながらの屋外での
夕食、楽しそうですね。日本でも最近、「ナポリ風ピザ」と書いてある
ピザを時々みかけるようになりました。たぶん、味は本場にかなわない
でしょうけど。。
by TaekoLovesParis (2008-08-11 22:54) 

yk2

パスタにピッツアって粉モノ攻めは、かな~り、おなかに来そうですねぇ(笑)。日本でなら、うどんの後にお好み焼きってトコ?・・・。関東人にはあり得ないけど、西の人ならアリでしょうかね?(^^;。
by yk2 (2008-08-13 09:10) 

旅爺さん

ムナチェッロの座敷童はPlotさんとメイコ奥様かと思いましたよ。
路地裏での白夜祭りはイタリアらしいですね、こんな所に混ざりたいです。
日本で味わい無いことが色々あって楽しい筈ですね。
by 旅爺さん (2008-08-14 08:48) 

りゅう

露地にテーブルを並べて食事している様子が
なんだか細長~い食堂みたいで面白いです♪ヾ( ̄ー ̄)ゞ
茄子とトマトとモッツァレラのピッツァがとても美味しそうですね。
猛烈にピッツァが食べたくなってきました!!
どらやき食べてる場合じゃないな。。。
by りゅう (2008-08-14 12:57) 

plot

皆さま、楽しいコメントありがとう!
私達はと言うと
たまっていた仕事、再開したイタリア語学校などで、
相変わらずバタバタしています。
いっぽうフィレンツェの街は
ヴァカンツァ真っ只中で閑散としています。
数日前を境に少し涼しくなってきました。
by plot (2008-08-18 21:12) 

plot

てんとうむしさん、
ぶら下がっているのは唐辛子。
幸運を呼ぶお守りです。

Nicoli♪さん、こちらこそすっかりご無沙汰してしまいました。ブログもゆっくり拝見いたしました。人生を振り返った時つながっていくもの、以前ツカさんがご紹介されていたS・ジョブズの講演を思い出しました。
ツカさんの記事はこちら↓
http://te-ge.blog.so-net.ne.jp/2008-03-22
YouTube↓
http://jp.youtube.com/watch?v=D1R-jKKp3NA
by plot (2008-08-18 21:55) 

plot

柴犬陸さん、
やはり日本人は国際標準からみたら小食なのでしょうか?
日本を良く知っているイタリアの友人は、日本人もイタリア人も一日の総量は変らないというのだけれど…。どか食いってこと?

paceさん、
ヴェスパの相棒(?)は手に入れたのでしょうか?

Inatimyさん、数字、たしかにありますね。でも言われて始めて気がつきました。ゲームか何かかな?今度、聞いてきますね。
by plot (2008-08-23 21:12) 

plot

green_blue_skyさん、
外で食べると数倍美味しく感じるのはなぜでしょうね。

あやっぴぃさん、
美味しかったです!

ぱふさん、
たとえコースでなくてもポーションは大きいですね。二人いれば「ウン・ピアット・ペル・ドゥーエ(一皿を2人分にして)」技がおすすめです。

himikaさん、
美しいものと美味しいものには、いつも恵まれている街ではありますが、さすがにお祭りは楽しかったです
by plot (2008-08-23 21:54) 

plot

kotobuki1946さん、
普段は人通りも少ない静かな路地です。こんなに大勢の人で路地もさぞ、びっくりしたのじゃないかと思いました。


Taekoさん、
日本のナポリ・ピッツァもなかなかですよ。いつかご紹介したいと思っている永福町「ラ・ピッコラ・ターヴォラ」は大きな薪釜を現地から運び、職人さんも代々、本場から呼び寄せたプロフェッショナルのピッツアイウオーロです。お店には洋一のフレスコ画もあります。水天宮前の「コルレオーネ」はシチリア風ピッツァですが、大変美味しいですよ。いつかご一緒しましょうね。


yk2さん、
>西の人ならアリでしょうかね?…って、西の人に怒られませんか? 大食が悪い訳じゃないですけど。


旅爺さん、
いつもは京風よそよそしさも感じるフィレンツェですが(京都の人ごめんなさい) 、今日ばかりは、隣のテーブルとも話が弾んで、ナポリ風賑わいでした。

りゅうさん、
「細長~い食堂」ってうまい表現ですね。まさにそんな感じ。話し声が路地に響いて、銭湯みたいな賑やかさでした。まずい!どらやき、思い出しちゃいました。
by plot (2008-08-23 23:27) 

mompeli

イタリアにも座敷童が!?と思ったら
「物乞い」さんのお人形まであるなんて~
しかも その背中をこすりながら小銭を渡すと願いがかなうって
これがイタリアの巨匠の作とは イタリア文化 奥が深いです……
by mompeli (2008-08-24 23:18) 

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